ひとみは成人映画の劇場北斗座の館主。夫・繁夫を亡くして後を継ぎ、北斗座を必死になって守っているのだか、客は急減し経営は厳しい。繁夫には前の妻との娘・彩がいるが、ひとみと彩はぎくしゃくした関係が続いていた。彩は毎晩のように恋人の拓を家に招き、ひとみに見せつけるようにセックスを楽しんでいた。ひとみも独り身の寂しさから今夜もバイブオナニーへと誘っていた。そんなある日、映写技師の次郎がスナックのママから北斗座を潰してマンションを建てる計画があると聞かされる。数日後、ひとみは次郎を飲みに誘い、その全てを打ち明けた…