●監督は日本ピンク映画の巨匠・あの山本晋也。五話からなる物語には、1974年の団鬼六原作『花と蛇』に主演。その後も団鬼六原作のSM映画に数多く出演し、日活ロマンポルノを代表するポルノ女優となった谷ナオミをはじめ、南ゆき、茜ゆう子と多彩な顔ぶれが出演。
●その残虐極まりない拷問の数々を封建的な時代背景のなかに再現したもので、どのエピソードも目をおおうほど酸鼻なシーンの連続だが、そこに妖しく淫靡な性の匂いが濃厚に漂う異色の超大作である。
ストーリー
女体の刑罰は幕府の御定言によって始められた。以降、江戸時代から明治、大正、昭和の初期へとこの凄惨な拷問は受けつがれてきた。古き日本の女たち、男尊女卑の女たちの悪夢のような生活を再現。かつて日本の女性の暗黒時代を巨匠・山本晋也監督が撮った女体責めの実態!和服の帯をとき、日本髪を乱し男たちは足袋で彼女らの人格と肉体を蹂躙した。逃亡中の姫とくノ一や、遊廓から足抜けしようとした女郎たちが拷問に…何度となく縛りあげられ、叩かれた女たちの歴史、全5話収録。