セールス・ポイント/解説
"●主役は演技派ピンク女優として名高い『藤崎加奈子』が、純粋な未亡人役を演じる。彼女を抜擢した監督坂本太は、無論、彼女のエロチズムを追求する事に全力を尽くし、素晴しい作品に仕上げている。以前にも増して張り切っている彼女の意気込みは作品を見てもらえば一目瞭然!
●なんだかどこかで耳にしたような、嘘のようなリアリティに富んだ怪しげなストーリーで展開。世の中のカネとオンナ!全て自分のモノ!と、人の弱みに付け込むスケベ僧侶の思惑はいかに!"
1997年 劇場公開作品 映倫番号:115191
ストーリー
宮部霞は、生け花の家元である夫を亡くし一年、友人の藤原里美の経営するクラブに勤め一人暮らしをしていた。そんな時、店の客である山崎和夫と知り合う。山崎が結婚詐欺とも知らず霞の心の隙間を埋めてくれる優しさに結婚を前提に交際をしていたが、霞は今一つ踏ん切りが付かない。そんな悩みを里美に相談した。「それは、死んだ旦那を裏切っているという被害妄想が原因」と、女達の駆け込み寺『萬念寺』の住職から頂いた、精神を安らかにさせる『お香』を試してと手渡された…